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2008/05/31(土)

農業情報研究所・GM作物拡大で除草剤使用が増える米国 予算不足で農薬使用調査を打ち切り

GM作物拡大で除草剤使用が増える米国 予算不足で農薬使用調査を打ち切り

遺伝子組み換え(GM)作物の導入と拡大で米国における農薬使用量はどう変わるのだろうか。この問題に対する確かな回答は未だない。しかし、少なくとも除草剤に関しては、必ずしも減少に結びついておらず、かえって増大している可能性が高い。米国農務省(USDA)農業統計局(NASS)の調査データ*に基づく文末に掲げた図がそれを示唆している。米国にGM作物の商業栽培が導入されたのは1996年だが、とりわけ2000年代に入るとグリホサート(ラウンドアップ)の使用量が急増傾向を示し、他の除草剤の減少傾向も見られない。除草剤耐性GM作物の拡大に伴って広大な土地で専らグリホサートが常用されるようになり、雑草の除草剤耐性が発達、次第に多量の薬を散布しなければならなくなっているからと見られる。